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awsとgcpについて書きます

AWS Cloudwatch Synthetics GUIワークフロービルダーを使ってみる

AWS Cloudwatch Syntheticsで先日記事を書いてみたのですが、
GUIワークフロービルダー」なる機能があったので使ってみました。

機能概要

サイトの動作確認等に利用が可能です。
サイト死活監視に加え、自動テストのようなイメージで
検索ボックスに「xxx」を入れて「検索」ボタンを押下して・・・・
といった感じで、サイトの監視+動作確認を実施する機能です。
感覚としてはseleniumに近いです。

テストのシナリオ

今回は、下記シナリオで動作テストをしてみました。

  1. Amazonのサイト(https://www.amazon.co.jp/)を訪問
  2. 検索ボックスに「AWS」と入力する
  3. 検索ボタンを押下する

設定方法

Canaryを作成で、GUIワークフロービルダを選択します。
f:id:remmemento:20200504002530p:plain

Amazonのwebサイトで、各要素のidを調べておきます。
f:id:remmemento:20200504002550p:plain
f:id:remmemento:20200504002603p:plain

セレクタの項目が下記と分かります。
[id='twotabsearchtextbox']
[id='nav-search-submit-text']
こちらをCanaryの設定に入力します。

f:id:remmemento:20200504003005p:plain
テキストを入力で「[id='twotabsearchtextbox']」とし、テキストを「aws
クリックで「[id='nav-search-submit-text']」とします。
上記でCanaryを作成します。

結果確認

しばらくすると作成が成功します。
f:id:remmemento:20200504003414p:plain

Cloudwatch Synthetics画面下部のスクリーンショットを確認します。
f:id:remmemento:20200504004028p:plain
各画像を確認すると、きちんと設定した通りのスクリーンショットが作成されていました。

Amazonのサイト(https://www.amazon.co.jp/)を訪問

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検索ボックスに「AWS」と入力する

f:id:remmemento:20200504003622p:plain
f:id:remmemento:20200504003633p:plain

検索ボタンを押下する

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まとめ

AWS Cloudwatch Synthetics では、
上記のような複雑な動きの監視設定も可能になりました。

これらを1回だけ利用することもできるので、
単純に簡単なテストとしても利用可能かと思います。
使い方が広がりますね。