AWS Autoscaling設定時に気をつけたいこと・アンチパターン
AWSのAutoscalingという機能があります。
これは便利な機能なのですが、アプリケーションもそれに対応した作りになっていた方が相性が良いです。
逆を言えば、AWSのベストプラクティスに従わないと途端に運用が大変になってしまいます。
検討時に気づいて欲しい・・・そんな願いを元にAutoscalingを設定する際に気をつけたいことをまとめてみました。
アプリケーションの作り
ライセンス関連
オートスケーリングにて増えたEC2内のライセンスが有効かどうかです。
起動して、特別な作業をしないとライセンス関連でエラーが出るケースがあります。
エラーにならなくても大人なのでライセンスはちゃんとしましょう。
AMIの運用
AMIとかをプログラムで世代管理している場合、設定したAMIが無くなることがあるため注意です。
AMIが削除されている場合はスケールアウトしてくれません。
Autoscalingの動きを認識しているか
稀に勘違いしている人がいるのですが、
Autoscalingは決められたAMIを元にEC2をスケールアウトします。
起動中のEC2をコピーして増えてくれると勘違いしている人がいるので
そのほか、AMIの更新運用をどうするか等の問題もありますが、
とりあえず上記は障害に繋がるので、まずは上記観点を気をつけると良いと思います。
誰かの参考になれば幸いです